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相模原市の貸倉庫ガイド|物件選びのポイントと地域特性

2025/03/28

〜安心とビジネス拡大を両立させるポイント〜
相模原市は、東京や横浜からのアクセスの良さに加え、多彩な産業エリアが存在することで近年注目を集めています。そんな相模原市での貸倉庫利用は、賃借人・賃貸人いずれの立場でもビジネスを拡大する可能性を秘めていますが、物件選定から契約手続き、補助金・助成金の活用まで、知っておきたい情報は多岐にわたります。

本記事では、首都圏の事業用不動産に精通した専門家の視点から、相模原市の貸倉庫に関する詳しい情報をまとめました。倉庫活用を検討している皆さまの不安を解消し、安心してビジネスに取り組んでいただくための参考にしていただければ幸いです。

相模原市の貸倉庫ガイド

相模原市の貸倉庫が注目される理由とは?

相模原市は、東京都心・横浜・川崎といった大都市圏に近く、交通インフラの整備が進んでいる点が大きな魅力です。
JR横浜線や相模線、小田急線、圏央道・東名高速といった主要路線・高速道路が充実しているため、物流拠点を構える企業が増えています。
さらに、広い敷地を確保しやすく、大型物件や多用途に対応できる施設が多いことも、相模原市の貸倉庫が注目を集める理由の一つです。

相模原市の貸倉庫の主要エリアと交通アクセス:倉庫の選択で見落とせないポイント

相模原市内には複数の区や駅があり、エリアによって交通アクセスや周辺施設は大きく異なります。
配送トラックの出入りや近隣の物流拠点の有無、周辺道路の混雑状況など、事業内容や規模に合わせて検討する必要があります。

JR横浜線・相模線沿い

JR横浜線は八王子駅から東神奈川駅を結び、途中で町田や新横浜といった主要駅を経由するため、都心や横浜方面との行き来がスムーズです。
相模線は茅ケ崎駅から橋本駅までをつなぎ、海老名や相武台下など神奈川県内の幅広いエリアへアクセスできます。
さらに、新横浜や海老名などの主要ハブ駅を経由すれば新幹線や他路線に乗り換えがしやすく、ビジネスや物流の拠点として利便性の高さが注目されています。

小田急線沿い

小田急小田原線は、新宿駅と小田原駅を結ぶ路線ですが、相模原市内でも相模大野駅を中心とした商業エリアが発展しています。
相模大野駅では江ノ島線とも接続しており、神奈川沿岸部や藤沢方面へのアクセスも比較的容易です。
都心へ直通できる速達列車も多く、ビジネスや観光客の利用が多い地域のため、倉庫選定の際には周辺商圏や住民ニーズも考慮するとよいでしょう。

圏央道・東名高速周辺

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は神奈川県を東西に貫き、中央道や東名高速などの主要道路とも連携しているため、東京や名古屋・大阪方面へのアクセスがスムーズです。
東名高速は名古屋を経由して京都や大阪方面まで伸びており、長距離輸送を行う企業にとって戦略的な拠点となります。
これらの高速道路を活用することで、全国規模での物流ネットワークを構築しやすく、配送効率の向上やコスト削減にも大いに役立つでしょう。

高速道路アクセス

相模原市では、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)をはじめ、神奈川県内・首都圏内を結ぶ主要高速道路の利用が非常に便利です。
高速道路を活用できるかどうかは、倉庫の選択において大きな要素となります。

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)
圏央道は首都圏を大きく環状に結ぶ自動車道で、神奈川県内では「相模原IC」や「相模原愛川IC」など複数のインターチェンジが整備されています。
この道路は中央自動車道・東名高速道路・関越自動車道など、各方面への高速道路ともつながるため、東西南北いずれの方向へも移動しやすいのが特徴です。

相模原IC
相模原市北部から圏央道を利用する際の主要な入口。中央道方面へ向かう際もアクセスが容易。
相模原愛川IC
愛川町や厚木市方面への連絡がスムーズで、地元物流企業の利用が多い。

東名高速道路
東名高速道路は東京ICから名古屋・大阪方面へ延びる日本を代表する高速道路の一つ。
相模原市内に直接インターチェンジはありませんが、厚木ICや横浜町田ICから近いエリアも多く、圏央道との接続を組み合わせることで、関東圏から中京・関西方面までの配送ルートを確保しやすくなります。

横浜町田IC
相模原市南部からのアクセスが便利で、横浜市街との往来にも適しています。
厚木IC
厚木方面と接続することで、物流拠点が集積する内陸部へのアクセスがスムーズ。

中央自動車道
圏央道を介して中央自動車道にも接続可能です。
山梨・長野方面への配送や、首都圏を避けて東名高速へ合流するルートが取りやすく、渋滞の回避にも役立ちます。

その他の有料道路や主要幹線道路
相模原市内・近郊には国道16号・国道129号・国道412号など多くの幹線道路が走っており、物流拠点への裏道や短距離移動には不可欠です。
また、一部では県道や市道の拡幅やバイパス計画が進行中の場所もあり、将来の交通事情が改善される可能性があります。

高速道路を活用するメリット

全国規模の物流ネットワーク構築
圏央道や東名高速を活用することで関東地方はもちろん、中京・関西圏までの広範囲をカバーできます。

配送効率の向上
主要都市圏をつなぐ高速道路によって、配送時間の短縮やコスト削減が見込めます。

渋滞回避の選択肢増
都心部を経由せずに目的地へアクセスできる場合があり、時間帯や渋滞状況に応じて複数ルートを使い分けられるのも魅力です。

このように、相模原市では高速道路の利用環境が整備されており、倉庫用地として選ぶ大きなメリットとなります。

物件情報だけでなく、周辺の交通動線や将来的なインフラ計画を確認しておくと、長期的に活用しやすい貸倉庫を見極めることができます。

相模原市の貸倉庫需要の背景

■相模原市は首都圏の西部に位置し、東京都心から約40~50km圏内というアクセスのしやすさが魅力となっています。

■圏央道(さがみ縦貫道路)や国道16号などが通り、関東甲信越方面への広域輸送や、横浜・川崎・東京方面などへの配送にも適した立地です。

■物流網の整備が進むことで「首都圏への中継拠点」としての位置づけが強まり、倉庫需要が高まっています。

■相模原市は首都圏近郊でありながら比較的地価水準が抑えられているエリアもあるため、コスト面でも事業者にとって魅力的です。

■加えて、大型物流施設が複数開発されることで、相模原市を拠点にしたEC事業者の利用が増えています。

■相模原市は工業・製造業の集積も盛んなため、製造関連企業が自社製品の在庫管理や部品保管用に貸倉庫を利用するケースも目立ちます。

■市内の工業団地(相模原工業団地や田名工業団地など)周辺では物流施設も充実しており、倉庫ニーズが安定しています。

相模原市の貸倉庫供給の状況

■最近では大手の物流施設開発業者(GLPやプロロジスなど)による大規模物件の開発が活発です。

■高機能化・大規模化を目指す「マルチテナント型物流施設」が増えており、耐震性能や温度・湿度管理が可能な施設など、付加価値の高い倉庫の供給が増えています。

■相模原市内の老朽化した倉庫をリノベーションし、最新の設備を整えた貸倉庫として貸し出す動きも見られます。

圏央道の相模原愛川ICや相模原IC周辺は、物流拠点の供給エリアとして人気が高まっています。

高速道路IC付近の土地が物流向けに開発・転用されるケースも増え、今後も供給量が拡大する見込みがあります。

相模原市の貸倉庫の需給バランスと今後の動向

■首都圏近郊の中でも比較的地価が抑えられているエリアとして注目度が高く、需要は堅調に推移しています。

■一方で、大手デベロッパーによる大型物件が竣工するタイミングが重なると、一時的に空室率が上昇する可能性もあります。

■周辺の厚木市・大和市・町田市などと連携した広域物流ネットワークの形成が進むことで、中長期的には需要が安定しやすい傾向です。

工業地域や準工業地域を中心にした局所的な開発にとどまることが多く、今後は用地取得のハードルが高くなる見込みがあります。

■セキュリティや温度管理、さらにはカスタム検品や小口配送など、物流機能を強化した倉庫へのニーズが拡大しています。

■従来の「荷物保管だけ」の倉庫から一歩進んだ「物流センター」「サプライチェーン管理拠点」としての役割を担う施設が増え、その分野の需要が相模原市でも高まりを見せています。

貸倉庫選びの基本:規模・設備・立地のチェック方法

貸倉庫を選ぶ際の基本的な視点として、以下の要素が挙げられます。

規模

■荷物の種類や量、将来的な事業規模の変化を見据えた広さがあるか
■高さ・間口の大きさや床荷重など、扱う商品・部品に適切か

設備

■温度・湿度管理が必要な場合の空調・断熱設備
■防火・防犯設備の有無や老朽化の度合い
■スロープやリフトなど搬入・搬出がスムーズに行えるか

立地

■周辺道路の幅や交通量、配送トラックの出入りのしやすさ
近隣住民との調整や騒音規制、環境面への配慮

事業内容に合わせて、どの要素を優先するかを明確にしておくと、契約後のトラブルや無駄なコストを抑えやすくなります。

賃借人目線で押さえるべき契約条件:コストと柔軟性を両立するコツ

倉庫の賃貸借契約では、賃料以外のコスト(礼金、保証金、更新料など)や、契約期間・解約時の条件をしっかり確認する必要があります。
特に、長期契約が多い倉庫では、将来的に事業規模の変化があった際に柔軟に契約を変更できるか、事前に確認しておくのがおすすめです。

中途解約の条件 中途解約違約金や解約予告期間のチェック

ランニングコスト 共益費やメンテナンス費用など定期的に発生する費用

これらを総合的に検討し、運用開始後に想定外の出費が発生しないようリスクを管理することが重要です。

賃貸人目線で考える空き倉庫の活用方法:収益性と需要を高めるポイント

相模原市では、築年数が古くても広さに余裕がある物件が比較的多い傾向にあります。
古い倉庫でも、適切な改修工事や設備投資を行えば、魅力的な貸倉庫として生まれ変わる可能性があります。

倉庫の用途変更 Eコマース向けの小口保管やシェア倉庫への転用

需要分析 地元の商店や工場、物流企業が求めるスペースを提供

設備の追加・改善 セキュリティや荷受け口の拡充で価値向上

需要が高い業種や企業へアピールできるよう、マーケットニーズをしっかり調査し、柔軟な契約条件を提示することで稼働率を高められます。

立和コーポレーションが取り扱う相模原市の大型貸倉庫と募集状況

GLP ALFALINK相模原1

GLP-ALFALINK相模原

GLP ALFALINK相模原1は、神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700-1に位置する、日本GLPが開発した最先端の大型物流施設です。
この施設は、地上5階建て(一部6階建て)で、延床面積は約306,000㎡(約92,565坪)に及びます。
建物は免震構造を採用し、地震に対する高い耐久性を備えています。
立地面では、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「相模原愛川」インターチェンジから約4.3km、「相模原」インターチェンジから約7.1km、東名高速道路「横浜町田」インターチェンジから約15.0kmと、主要高速道路へのアクセスが良好で、関東広域への配送拠点として最適です。
施設内には、カフェテリアやコンビニエンスストア、託児所、シャワールームなどの共用施設が充実しており、働く人々や地域住民にも開かれた空間となっています。
また、マルチコートと呼ばれる屋外スポーツ施設も併設されており、フットサルやバスケットボールなど、多目的に利用可能です。
GLP ALFALINK相模原1は、物流機能だけでなく、地域社会との共生や働く人々の利便性向上を追求した先進的な物流拠点として注目されています。

GLP ALFALINK相模原

所在地     神奈川県相模原市中央区田名字赤坂3700番地
用途地域    工業専用地域
建ぺい率    60%
容積率     200%
敷地面積    136,660.85㎡(約41,339.97坪)
延べ面積    305,051.64㎡(約92,278.26坪)
竣 工     2024年8月末
主要構造    PCaPC工法(一部S造)地上5階一部6階建て/免震構造
トラック待機場 118台
駐車場     970台(内、軽自動車25台)
駐輪場     バイク40台、自転車210台

ロジクロス相模原

ロジクロス相模原

ロジクロス相模原は、神奈川県相模原市中央区淵野辺五丁目11番10号に位置する、三菱地所株式会社と日本生命保険相互会社が共同で開発した最新鋭の大型物流施設です。
2023年12月に竣工し、地上5階建てで延床面積は約170,900㎡(約51,700坪)に及びます。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の「相模原愛川」インターチェンジから約6.8km、東名高速道路「横浜町田」インターチェンジから約10.8kmと、主要高速道路へのアクセスが良好で、関東広域への配送拠点として最適です。
また、JR横浜線「淵野辺駅」および「古淵駅」からそれぞれ約1.5km(徒歩約19分)の距離にあり、公共交通機関でのアクセスも便利です。
共用アメニティとして、施設内には大規模な休憩室(カフェテリア)、売店、シャワールーム、ランドリールームなどを備え、働く方々の快適性を向上させています。
安全対策としては、免震構造の採用や、地震時の被災状況を即座に判定する「安震モニタリングシステム」を導入し、デジタルサイネージと連携して在館者の安全確保を支援します。
ロジクロス相模原は、物流機能だけでなく、働く人々の利便性向上や安全性を追求した先進的な物流拠点として注目されています。

ロジクロス相模原

所 在 地  神奈川県相模原市中央区淵野辺5-11-10
構造・規模  鉄筋コンクリート造一部鉄骨造5階建て 免震構造
外   壁  金属サンドイッチパネル
敷地面積   78,101.05㎡
延床面積   170,878.00㎡
賃貸面積   149.374.38㎡
駐 車 場  527台(内、来客用駐車場24台)
トラック待機場 47台
駐 輪 場   314台
バイク置き場  40台
監修 株式会社立和コーポレーション
宅地建物取引業 国土交通大臣免許(3)8600号
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この記事に掲載の情報は、執筆者の個人的見解であり、立和コーポレーションの見解を示すものではありません。
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