不動産投資を考える(1)他の投資との比較
2025/04/11
安心の不動産投資 ~物件購入から賃貸管理まで、ワンストップでサポート~
不動産投資は家賃収入(インカムゲイン)による安定した収益や、インフレに対する強み、レバレッジ効果など、多くの魅力を備えています。
しかし、物件選定には専門的な知識が求められ、購入手続きや賃貸経営における入居者募集・管理業務など、他の金融商品にはない手間やノウハウが必要となるのも事実です。
「興味はあるけれど、何から始めればいいかわからない」
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こうした不安をお持ちの方でも、立和コーポレーションでは物件探しからご購入、さらに購入後の賃貸仲介・管理までワンストップでサポートいたします。
お客様の負担を軽減し、不動産投資の成功を力強く後押しできることが、私たちの最大の強みです。
今回より「不動産投資を考える」と題し、不動産投資に役立つ情報を継続的にお届けするシリーズを開始いたします。
不動産投資は非常に魅力的な選択肢ですが、はじめる段階で検討すべき事項や学んでおくべき知識が多いのも事実。
このシリーズを通して、一歩ずつ理解を深めながら、不動産投資の第一歩を踏み出していただければ幸いです。
第1回となる今回の記事では、まず不動産投資を検討するうえで欠かせない、株式や債券、投資信託、仮想通貨などの他の投資手法との比較を行います。
不動産投資の特徴を整理しながら、他の投資方法とどのように異なるのかを客観的に解説いたします。
不動産投資の主な特徴
安定的なキャッシュフロー
■賃貸収入による毎月のインカムゲインが期待できます。
■物件の立地や管理状態によっては、比較的安定した収益源になりやすい点が魅力です。
担保価値の高い有形資産
■不動産は有形資産であるため、融資を受ける際の担保として機能しやすい側面があります。
■売却時に一定の資産価値が残りやすく、長期保有で地価や需要の上昇を享受できる可能性があります。
税制上のメリット
■建物部分の減価償却などを活用し、節税につなげられる場合があります。
■相続対策として、不動産で保有することで評価額が低くなる可能性もあります。
インフレに強い可能性
■物価上昇に伴って家賃や不動産価格が上がりやすく、インフレヘッジの一環として機能しやすいといわれています。
レバレッジ(融資)の活用
■金融機関からの借入を利用し、自己資金以上の規模の投資が可能です。
■借入金を返済しながら物件を所有することで、最終的に自分の資産を形成しやすいというメリットがあります。
他の投資手法との比較が必要な理由
リスクとリターンのバランス
■不動産投資には空室や金利上昇、災害リスクなど固有のリスクがあります。
■株式や債券などの資産クラスと比べ、どの程度リスク・リターンのバランスが異なるのかを把握することが重要です。
投資目的との整合性
■短期的な値上がり益(キャピタルゲイン)を重視するのか、長期的に安定収益を得る(インカムゲイン)目的なのかによって、選択すべき投資手法は変わります。
■不動産は現金化(売却)が比較的時間のかかる資産ですが、その分長期投資に向いているともいえます。
資金効率・流動性・管理コスト
■株式や投資信託は少額から始めやすく、売買手続きも比較的容易です。
■不動産の場合、物件管理や修繕などの手間とコストが発生し、売却にも時間を要する点を考慮する必要があります。
ポートフォリオ分散
■「すべての卵を一つの籠に盛るな」という言葉の通り、資産を複数の投資対象に振り分けることでリスクを軽減するのが一般的です。
■不動産投資は株式や債券と値動きの性質が異なるため、資産全体の安定化につながる可能性があります。
他の投資方法の概観
ここでは代表的な投資手法について、主な特徴を挙げます。
主な収入源 キャピタルゲイン(株価上昇)と配当金
リスク・リターン 値動きが激しく、高いリターンを狙える一方で下落リスクも大きい
流動性 売買が市場で行われるため非常に高い
投資規模・管理 少額から大規模まで幅広く可能だが、企業分析や相場ウォッチが必要
主な収入源 利息収入
リスク・リターン 金利上昇に伴う価格下落リスクや信用リスク(デフォルト)などがあるが、比較的安定的
流動性 中程度〜高め(銘柄や市場により異なる)
投資規模・管理 国債は少額から可能。保有中の管理は手間が少ない
主な収入源 分配金や基準価額の上昇
リスク・リターン 運用先の株式や債券などの価格変動リスクを受ける
流動性 証券会社などを通じて売買できるため高め
投資規模・管理 比較的低額から始められ、運用は専門家に任せられるので手間は少なめ
主な収入源 価格上昇によるキャピタルゲイン
リスク・リターン 価格変動が大きく、ハイリスク・ハイリターン
流動性 取引所によっては高いが、規制面の変化やハッキングリスクに注意
投資規模・管理 少額から可能だが、ウォレットやセキュリティの管理が必要
主な収入源 分配金
リスク・リターン 不動産市況や金利の影響を受けるが、比較的安定した分配金が期待できる
流動性 株式市場で売買できるため高い
投資規模・管理 比較的少額から投資可能で、実際の物件管理は不要
主な収入源 相場上昇によるキャピタルゲイン
リスク・リターン 天候や地政学リスク、需給バランスで価格が大きく変動
流動性 金や原油などは取引量が大きいため比較的高い
投資規模・管理 現物保有の場合は保管コストがかかり、先物取引の場合はロールオーバーなどの手間がある
主な収入源 為替差益、スワップポイント
リスク・リターン 為替変動リスクが大きく、レバレッジによって損益が拡大する
流動性 24時間取引が可能で非常に高い
投資規模・管理 少額から始められるが、相場監視の手間や証拠金管理が必要
まとめ
不動産投資は比較的安定したインカムゲインを得やすく、担保価値やインフレ耐性などの面で魅力があります。
一方で、融資を伴う場合が多く、空室リスクや災害リスク、物件管理などの手間やコストが生じるため、他の投資方法とは異なるリスク・リターン特性を持つ点に留意が必要です。
投資目的やリスク許容度、運用期間、資金計画などを総合的に考えたうえで、株式や債券、投資信託、仮想通貨などの投資方法と比較しながら最適なポートフォリオを検討してみると良いでしょう。
最終的には自身のライフプランや資産状況に合った投資手法を選択することが、長期的な資産形成の鍵となります。
宅地建物取引業 国土交通大臣免許(3)8600号
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