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東京・神奈川・埼玉・千葉で工場・倉庫を探すなら!高速道路アクセス徹底ガイド

2025/04/28

首都圏で工場や倉庫を探すとき、高速道路アクセスの良さは外せないポイントです。
「配送拠点として使いやすいか?」「従業員が通勤しやすいか?」――そんな視点で物件を見ていくと、高速道路網の違いがとても大きな意味を持ってきます。

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県といっても、エリアによってアクセス事情はさまざまです。
今回の記事では、首都圏の主要な高速道路ネットワークを整理しながら、エリアごとの特徴や選び方のコツをできるだけわかりやすく解説します。

これから工場や倉庫の拠点を検討される方にとって、少しでもヒントになる情報になればうれしいです。
ぜひ最後までご覧ください!

高速道路アクセス

首都圏における高速道路アクセスの重要性とは

首都圏で工場や倉庫を運用する際、高速道路アクセスの良否は、単なる利便性を超え、事業の競争力そのものに直結します。
特に、次のようなビジネス要件において、高速道路網の整備状況が大きな意味を持ちます。

配送効率の向上
工場や倉庫から各地への出荷・配送において、高速道路は不可欠な物流インフラです。
最寄りのインターチェンジ(IC)へのアクセスが良好であれば、配送スピードの向上とコスト削減が期待できます。
反対に、アクセスが悪いと納期遅延やコスト増加につながり、取引先からの信頼を損ねるリスクも高まります。

従業員の通勤利便性
高速道路近接エリアは、広域からの通勤を可能にするため、優秀な人材の確保にもつながります。
また、近隣に幹線道路やインターチェンジが整備されていることで、通勤ストレスの軽減や、交通事故リスクの低減にも寄与します。

事業拠点間ネットワークの強化
複数拠点を持つ企業にとっては、拠点間移動の効率化が大きな課題です。
高速道路を活用することで、時間的・経済的なロスを最小限に抑え、フレキシブルなオペレーションが可能となります。

事業リスク分散
災害時などにおいても、高速道路網が複数利用できるエリアでは、代替ルートの確保がしやすく、事業継続性(BCP対策)にも優位性を持ちます。

東京都内の主要高速道路網を理解する

東京都は、日本の経済・物流の中心地であり、高速道路網の密度・機能性ともに国内随一を誇ります。
ここでは、工場・倉庫探しの際に知っておきたい、東京都内の主要高速道路について整理します。

首都高速道路(首都高)
東京都心部を中心に、放射状および環状状に張り巡らされた高速道路網です。

■都心部へのアクセスに極めて優れ、営業拠点や小口配送拠点に最適。
■ただし、慢性的な渋滞も多いため、ピーク時間帯を考慮した運用が求められます。

主な路線例:
■都心環状線(C1)
■3号渋谷線(渋谷~東名高速へ)
■4号新宿線(新宿~中央道方面へ)
■5号池袋線(池袋~埼玉方面へ)

中央自動車道(中央道)
東京都の西部(調布IC、八王子ICなど)を起点に、山梨・長野方面へと延びる高速道路です。

■多摩エリアや西東京市周辺の工場・倉庫との親和性が高い。
■名古屋方面との広域物流を見据える企業にも有力な選択肢です。

東名高速道路
東京IC(世田谷区)からスタートし、神奈川・静岡・名古屋方面へと続く幹線です。

■東京都南部・港湾エリアとの連携に優れる。
■大規模物流・製造拠点を設ける際に重要な動線となります。

外環自動車道(東京外かく環状道路)
東京都外周部を半円状に囲む高速道路です(練馬~三郷方面)。

■中央道、関越道、東北道、常磐道、東関道など、各幹線道路との連携に優れる。
■都心を経由せずに、広域移動をスムーズに行えるのが最大のメリットです。

神奈川県の高速道路事情と物流への影響

神奈川県は、東京都心に隣接しながら、港湾・工業・住宅エリアがバランスよく広がるエリアです。
高速道路網も発達しており、東京湾岸地域・内陸工業地帯・西湘エリアなど、さまざまな物流ニーズに対応できる特徴を持っています。

東名高速道路
厚木IC、海老名IC、横浜町田ICなど、県央部を中心に重要なインターチェンジが配置されています。

■神奈川県央エリア(厚木・海老名・相模原など)の工場・倉庫団地と深く結びついています。
■静岡・名古屋方面への広域物流を担う幹線でもあり、長距離輸送を視野に入れた拠点設置に最適です。

横浜横須賀道路
横浜市南部・横須賀市方面へのアクセスを確保する路線です。

■港湾物流や、防衛関連施設への輸送ルートとしても利用されています。
■横浜南部エリアでの事業拠点構築に有効です。

首都高速道路 神奈川線(K1、K2、K3など)
川崎市・横浜市を中心に走る高速ネットワークで、東京都心へのアクセスを強力にサポートします。

■臨海部の物流拠点(港湾倉庫・コンテナターミナル)へのダイレクトアクセスが可能。
■川崎浮島JCT・大黒ふ頭など、大規模物流エリアとの結節点も豊富です。

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)
厚木IC(東名高速接続)から相模原ICを経由し、埼玉方面へ伸びる大動脈です。

■「東京都心を経由せず、東名~関越~常磐方面へ移動できる」のが最大のメリット。
■神奈川県内でも特に、広域物流を意識した拠点整備が進んでいます。

埼玉県の高速道路ネットワークと工場・倉庫需要

埼玉県は、首都圏の北側に位置し、東京都心との距離感・地価バランス・交通利便性の三拍子が揃った事業拠点エリアです。
高速道路網も発達しており、近年、物流施設や製造拠点の集積が加速しています。

関越自動車道
練馬ICを起点に、所沢・川越・東松山方面へと北上する幹線道路です。

■県南西部から北関東・上信越エリアへのアクセスが良好。
■所沢市・川越市・狭山市周辺では、大型倉庫・製造拠点の立地が盛んです。

東北自動車道
浦和ICから北上し、東北地方へと続く大動脈です。

■県東部・北部エリア(蓮田市、久喜市、加須市など)での拠点設置に向いています。
■広域配送を意識する企業には特に重要な路線です。

外環自動車道(東京外かく環状道路)
三郷南ICから和光ICまで埼玉県南部を縦断する高速道路。

■関越道、東北道、常磐道との接続に優れ、首都圏全体への配送効率を大きく向上させます。
■特に和光・戸田・川口周辺では、倉庫・物流拠点が急増中です。

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)
狭山日高ICから桶川北本IC、久喜白岡JCTを経由して茨城方面へつながる広域路線です。

■「東京都心を経由せずに移動できる」ため、長距離物流・幹線配送に向く立地戦略が取れます。
■狭山・入間・桶川エリアなどでは、大型物流施設の開発ラッシュが続いています。

千葉県の高速道路網と湾岸エリアの特性

千葉県は、東京都に隣接する広大なエリアを持ち、湾岸部の国際物流拠点と、内陸部の広大な工業・物流用地を併せ持つユニークな地域です。
高速道路網も発達しており、国内外の物流ハブとしての機能を強化しています。

東関東自動車道
湾岸エリア(成田・佐倉・千葉市)から東京都心・茨城県方面へと延びる主要幹線です。

■成田空港へのアクセスに優れ、国際貨物物流に強みがあります。
■成田市周辺では、エアカーゴ関連の物流施設が集中しています。

京葉道路
市川市から千葉市を通り、館山自動車道へ接続するルートです。

■東京湾岸部と千葉県中心部を結び、湾岸物流と千葉市エリアの都市配送を支えます。
■浦安市・市川市などでは、中規模倉庫や配送センターの立地が活発です。

館山自動車道
市川JCTを起点に、木更津市・館山市方面へ南下する高速道路です。

■房総半島南部へのアクセスを担い、観光物流・地場産業輸送にも活用されています。
■木更津周辺では、新たな物流施設の開発が進んでいます。

外環自動車道(市川市・松戸市周辺)
東京外かく環状道路の一部区間が千葉県にも伸びており、都心部を経由せずに移動できるメリットがあります。

■特に、市川市・松戸市などの内陸部倉庫需要が高まっています。

高速道路アクセスから選ぶ!東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の比較と選び方

首都圏には多様な高速道路網が張り巡らされていますが、
どのエリアを選ぶべきかは、事業内容や拠点戦略によって大きく変わります。
ここでは、高速道路アクセスを軸に、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県それぞれの特徴と比較ポイントを整理します。

東京都:都市型拠点重視
首都高速道路を活用した都心部への即時アクセスが最大の強み。
配送対象が「都心」「23区」中心の場合、絶大なメリット。
ただし、地価・賃料は高水準、かつ慢性的な渋滞リスクも意識が必要。

こんな方におすすめ
小口配送、都心向け短距離輸送メインの事業者
営業拠点・緊急配送拠点を設置したい企業

神奈川県:広域配送+港湾アクセス重視
東名高速・首都高神奈川線を活かし、東京都心・静岡方面両方をカバー。
臨海部(横浜・川崎)では港湾物流、内陸部(厚木・海老名)では広域輸送に強み。
港湾機能と内陸物流のバランスが取れているのが特徴。

こんな方におすすめ
輸出入を含む国際物流企業
静岡・西日本方面への拠点ネットワークを考慮する企業

埼玉県:コストパフォーマンス+首都圏広域配送重視
関越道・東北道・外環道・圏央道をフル活用できる圧倒的な広域連携力。
東京都心へのアクセスも良好だが、地価・賃料は東京都より大幅に抑えられる。
工業団地や物流団地も豊富で、大型施設需要にも応えやすい。

こんな方におすすめ
首都圏広域配送を低コストで実現したい企業
大型倉庫・大型工場の設置を検討している事業者

千葉県:国際輸送・湾岸輸送重視
東関道・京葉道路を軸に、成田空港・東京湾岸エリアへダイレクトアクセス。
国内配送に加え、海外向け輸出入にも強みを持つ地域。
特に、湾岸部や成田周辺では、最新鋭の物流施設が続々と開発されている。

こんな方におすすめ
エアカーゴや海上コンテナ輸送を事業に組み込む企業
湾岸都市型配送+国際輸送のハイブリッド型事業者

エリア選びの総括
高速道路アクセスだけを見ても、
東京都=都市型配送重視
神奈川県=都市+広域・国際物流両立型
埼玉県=コスト効率と広域配送特化型
千葉県=国際物流と湾岸配送重視型
という違いがあります。

事業目的と配送対象エリアに応じた拠点戦略が不可欠です。
単に「高速道路が近い」だけではなく、拠点間ネットワークや将来展開も視野に入れて検討しましょう。

まとめ

首都圏には、たくさんの高速道路が張り巡らされています。
ただ「高速道路に近いからOK」ではなく、どの道路に、どんなふうにアクセスできるかを知ることが、拠点選びの大きなカギになります。

今回ご紹介したとおり、
■東京都は都市型配送向き
■神奈川県は広域配送と港湾物流のバランス型
■埼玉県はコスト重視+広域物流型
■千葉県は国際物流+湾岸拠点型
と、それぞれ特徴がはっきりしています。

事業内容や配送エリアに合わせて、「自社に本当に合ったエリア」を選ぶことが成功の近道です。
もし迷ったときは、お気軽に「立和コーポレーション」へお問合せください。

監修 株式会社立和コーポレーション
宅地建物取引業 国土交通大臣免許(3)8600号
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この記事に掲載の情報は、執筆者の個人的見解であり、立和コーポレーションの見解を示すものではありません。
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