東京都の市区ごとに貸工場・貸倉庫の募集状況をまとめました!
2020/05/13
今回の記事では、以前書いた「神奈川県の貸工場・貸倉庫の入居募集状況」につづき、東京都内の貸工場・貸倉庫についての入居募集状況をまとめました。
東京都内での物件探しの際に、少しでもお役に立てれば幸いです。
この記事の監修は、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の事業用不動産を専門に取り扱っている「立和コーポレーション」。
1998年の創業から培った豊富な実績をもとに、お客様に安心してお取引いただける企業をめざしています。
東京都内で貸工場や貸倉庫をお探しの際は、是非「立和コーポレーション」へお問い合わせください。
神奈川県の記事と同様に、実際の入居募集件数で市区ごとに色分けした地図を作成しました。
入居募集件数が多い市区の色を濃く、少ないと薄く、ほとんど無い場合は白になるように表現しています。
参考にしたデータは、「立和コーポレーションのホームページ」にて過去5年間くらいの東京都内の貸工場・貸倉庫(20坪以上)の入居募集の登録件数と、国土交通大臣指定流通機構の「レインズ」です。
市区の大きさが一定ではないので、完全な比較にはなっていませんが…そのあたりをご認識いただいてご参考にしてください。
色分けについては、一番入居募集件数が多かった「江東区」の指数を100とし、濃淡で表示しています。
その他に募集件数が多い市区は、大田区(86.2)、板橋区(81.5)、足立区(72.1)、江戸川区(59.8)でした。
多摩地域で多い市は、八王子市(49.0)でした。
東京23区の東京湾岸の埋立地周辺の貸工場・貸倉庫募集状況
2021年の東京オリンピック・パラリンピックでは、競技会場や選手村など開催の中心となるエリア。
各所で再開発が進められています。
大田区は埋立地や湾岸寄りの内陸部、ここから江東区の埋立地(新木場)まで、東京湾に沿って産業系のエリア「準工業地域」「工業地域」「工業専用地域」が広く指定されています。
貸工場・貸倉庫の入居募集件数も多く、賃料水準も高いエリアです。
50坪前後から大型物件まで、規模も幅広で充実しています。
城東エリアの貸工場・貸倉庫募集状況
江東区については、先ほどの「東京湾岸の埋立地周辺」を参考に。
墨田区・江戸川区・葛飾区については、比較的募集件数が多くなっています。
規模は、50~100坪くらいが主流のようです。
賃料水準については、墨田区・江戸川区は高めです。
城北エリアの貸工場・貸倉庫募集状況
板橋区と足立区の募集件数が多いです。
賃料水準については、板橋区は高めです。
板橋区は工業がさかんな地域です。駅からの徒歩圏に産業系のエリアが広く指定されています。工場の環境が良いところも多く、内陸部では稀少なエリアです。
足立区については、23区内では比較的安めですが、都心部へのアクセス、埼玉県や千葉県へのアクセスが良好なのと、低層一棟建ての物件の供給もあり、需要があります。
多摩エリアの貸工場・貸倉庫募集状況
多摩エリアでは、八王子市の入居募集件数が比較的多くなっています。
八王子市の面積が広いこともありますが、古くから「繊維のまち」として発展し、工業団地の造成と工場誘致を行ってきた成果だと思います。
もともとオーナー自身が使用していた物件が、賃貸募集に出ているケースが多いです。
建物面積は50坪くらいから大型まで幅広で、天井の高さや設備についても多種見受けられます。
まとめ
東京都全域の貸工場・貸倉庫の入居募集状況を簡単にですがまとめてみました。
立和コーポレーションのホームページでは、各都県・各市区の貸工場・貸倉庫の公開物件数と取扱物件数をリアルタイムで掲載しています。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県、各都県の公開物件数と取扱物件数はこちら
東京都内の各市区の公開物件数と取扱物件数はこちらより各市区特集ページで
神奈川県の各市区の公開物件数と取扱物件数はこちらより各市区特集ページで
埼玉県の各市区の公開物件数と取扱物件数はこちらより各市区特集ページで
千葉県の各市区の公開物件数と取扱物件数はこちらより各市区特集ページで
宅地建物取引業 国土交通大臣免許(2)8600号
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